健やか活動 ヒロシマMIKANマラソン | ハーコブ株式会社
皆様
「ランニングは実は体に良くない」という話を聞いたことは無いでしょうか?
また「ランニングは実は非効率な運動だった」という話も聞いたことは無いでしょうか?
確かに、インターネットを調べると心肺への負担が高い、膝を痛める可能性がある、という理由から、
「ランニングは一昔前に流行った運動で、現代的ではない」と指摘する記事がいくつも出てきます。
しかし、何もしない場合に比べて健康に良いということは間違いないありません。
動きやすい服と、靴と、近所に住む人たちの視線に耐え得る心があればこれほど手軽に行える、高強度の運動は他にほとんど無く、
人間の何十㎏もある肉体を遠くへ移動させることに必要なエネルギーは運動不足解消への強力な特効薬になります。
前置きが長くなりました。
「ヒロシマMIKANマラソン」です。
「ヒロシマMIKANマラソン」は広島県江田島市で毎年行われるハーフマラソンの公認大会です。
美しい海を目にしながら自然豊かな江田島の街を駆け抜けることができます。
(前日に江田島の自然を満喫している写真
完全に浮かれており、まだこの先に待ち受ける恐るべき運命を知りません)
ハーフマラソンとはその名の通りマラソンの半分の距離
「21.0975km」を走る競技です。
僕もこの大会のために2ヶ月間毎朝走り、辛い練習を重ねてきました。
今回僕が出場して走る距離は
「3km」です。
日本陸連公認コースにも認定されているハーフマラソンのコースで、3kmを走ります。
ここまで読んで、「短すぎじゃない?」「それは32歳男性じゃなくて中学1年生が走る距離じゃない?」と思っている方、間違っています。
確かに巨人なら1歩でたどり着く距離ですが、この世界に巨人はいません。
僕がこの32年間、どれだけ運動をしていないか(5年半帰宅部でした)、またどれだけ長距離走というものを苦手としているかをわかってください。
わかっていただけたところで、当日の話に移ります。
全国からランナーの方が集まり、会場である大柿高校はグラウンドも体育館も満員状態となっていました。
「東京から来た」と話しているランナーの方もいらっしゃいました。
(会場にいた人気キャラクター
※申し訳ありません。名前がわからないので仮称で記載します。
左:「仮称:みかん坊や」/右:「仮称:ゆず人間」)
1kmファンラン(子供の部)の後はハーフマラソン、10km、5kmと、
距離の長い方から順に誘導され、スタートしていきます。
そして3kmの部の僕も誘導され、スタート位置へ向かいました。
本格的に交通規制された道路。タイム計測用のマット。
全て、運動に縁の無かった僕にとっては新鮮なものです。
美しい海沿いの道を駆け抜けていきます。
そして、僕の横を他の走者の方々が駆け抜けていきます。
ハーフや10km部門の方、中学生部門男子の方、中学生部門女子の方……
始まる前はこういう風に考えていました。
「3kmは正直余裕だから、力を抜いて走って、残り500mで全力疾走しよう」。
しかし、どうでしょう。いつまで経っても折り返し地点は見えて来ません。
ようやくたどり着いた頃には、僕の頭の中は「早く帰りたい」「駐車場まで歩いて1kmくらいある」「江田島から家まで1時間半運転しないといけないんだけど」という思いでいっぱいになっていました。
そして、残り500m地点になると普通に疲れすぎて気持ち悪くなってきたので、ペースを落としました。
そして、何とかゴールをすることができました。
先にゴールしていた女子中学生たちが「どうだった?」「全然余裕だった」と話しているのを聞いて絶望的な気持ちになりながら、しばらく辛すぎてまともに動くこともできませんでした。
(参加賞の水、タオル、みかん5個)
本当に素晴らしい大会だったと思います。
有名なサイクリングコースにもなっている海沿いの道は一面に海と島々が広がって、
半端ではない開放感でした。折り返し後は全く見る余裕はありませんでしたが……
大会を開いて、こんな僕にも走る機会を与えてくださった運営スタッフの方々に心から感謝いたします。
(おいしそうな出店も出ていましたが、走った後はゲロを出さずに出口へ向かうことで精いっぱいだったので、食べられなかったのが残念です)
こうして、僕の激走は終わりました。
僕が伝えたかったことはただ一つです。
「運動は、楽しんで、健康になった者が勝ち」!
毎朝30分走るようになったことで、明らかに疲れない体になっているのと、
眠りも深くなっている気がします。
それに、「ヒロシマMIKANマラソン」のような素晴らしい大会で走った経験は、
運動を始める決意をしなければ得られないものでした。
皆さんも、是非運動してみてください!
運動は「やったもん勝ち」です! 皆さんも勝者となってください!
では次回、「ふくやまイヤーエンドマラソン」(3km)にてお会いしましょう!
おわり
(経営企画本部 Y)
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